私がまだニューヨークに住んでいた頃、当時の恋人との仲が悪くなって、ストレスがたまり、精神的にとてもつらくて食事も取れず、夜になっても眠ることができない日々が続いていました。
そこで、カウンセラーに連絡したら、ニューヨーク私立の病院に行って抗うつ剤を処方してもらうようにと言われました。
病院では精神科に行き、そこでは、尖ったもの、例えばペンなどは取り上げられて、靴にひもが付いていたらその紐も取り外して預けなければならなかったのです。とても精神科らしいなと思いました。
そして、すごく長い時間待たされて、やっと診察を受けることになったのですが、診察は全て英語でやりました。医師はアルゼンチン人で、話をしていたら、価値観の違いを感じました。
それで、抗うつ剤の中でも副作用で食欲が出て眠気がするものを処方してもらいました。食べられない、眠れないという状況をよくするために薬の副作用を利用することになって、お薬を処方してもらいました。