おじいちゃんのガン治療

私の今は亡きおじいちゃんはがん患者でした。おじいちゃんは胃がんが原因で5年前に亡くなりました。生前、おじいちゃんががんだとわかった時には驚きましたが、おじいちゃんのがんはそれほど大きなものではなく、胃を少し切除すれば大丈夫だとお医者さんに言われていたため、放射線治療や抗がん剤治療はせずに、手術をうけ、胃の切除をしました。

 

しかし、その後おじいちゃんはあまり体調がよく見えず、どんどん痩せていきました。異変には気づいていましたが、術後だからだろうという思い込みとおじいちゃん本人の意思もあり病院にはかかりませんでした。そうして1年たった頃、おじいちゃんはさらに痩せて寝込むことが多くなりました。さすがにおかしいと思い病院に連れていくと、がんが再発していることがわかりました。この時余命は1年くらいだと申告されたそうです。こんなにもがんは早くに再発してしまうものなのだと知って驚きました。

 

予言通り、1年後には亡くなってしまいました。後からわかったことなのですが、最初に手術をしてもらった病院はあまり評判の良くないところで、胃の切除をした際も、がん部分をすべて取り除けていなかった可能性が高いとの事でした。おじいちゃんが亡くなってしまった後に気づいたのでどうにもできないことが無念です。病院にかかる際はその評判等をよく調べてから行くことが大切だと思いました。