母が鬱病になってしまい、思考停止という状態で言葉もうまく発せない状態になってしまいました。自殺の危険があると、医師から入院をするように言われましたが、私が乳がんの手術したばかりの時期で、入院費どころか通院費すら毎回家中かき集めて何とか…という状態だったので、入院はできませんでした。医師から何度も説得されましたが、助成制度などを使っても厳しかった為、断念しました。
金銭面だけではなくがんの治療法の本を読み、母の強い希望もあり通院をえらびましたが、結果それがよかったです。思った以上に早く回復でき、おそらく入院するよりも早くお金がかからずに済んだと思います。日中私達が留守の間の母が心配で仕事を一度退職していましたが、おかげですぐに別の仕事を探すことができました。通院費や薬代も少しずつ余裕を持って用意することができるようになりました。あの当時はとても悩みましたが、結果的にこの選択をしてよかったかなと思っています。
私の母は当時保険に入っていませんでしたが、中には鬱病も対象になるものがあるらしいので、検討してみてもいいと思います。またひどい状態であれば入院させるべきか悩むと思いますが、本当にこればっかりは本人次第なので、本人に合った治療法にできるだけ近づけていくことを目標に、無理せず前向きにいきましょう。絶対に良くなります。