主人を癌で亡くして感じたこと!

私は主人を6年前に亡くしました。胆管癌だったのですが、病気に気づいて50日間の闘病生活であっという間に主人は、天国に旅立っていきました。入院していて一番感じたことは、担当の先生や看護師さんたちの優しさや温かさでした。もちろん、胆管癌と主治医の先生に宣告された時は、主人も私も辛くて悲しくて言葉にできないほどのショックを感じました。

 

でも、その後の放射線の治療を始め、先生や看護師さんたちの優しい心遣いで救われたこともたくさんあります。特に看護師さんは、常に明るい声で声掛けしてくださるし、慣れてくると、テレビドラマの話や世間話をいっぱいしてくださりました。いつも笑顔が絶えないように気遣ってくださったことで、病室の雰囲気も明るくなり、付き添っている私にも笑顔が出ることもしばしばでした。

 

担当の先生も、朝病院に来ると、一番先に来ておはようとあいさつをされます。帰る時もさようならとあいさつしてくださりました。土曜日も日曜日も私服で部屋に入ってこられたりとすごくありがたかったです。

 

病気は辛かったけれど、看護師さんや先生の接し方ひとつでこんなに気持ちが変わるんだと痛感しました。あっという間に逝ってしまいましたが、病院での生活が嫌な思い出ばかり残っていないのは、本当に幸せなことだと思います。