私は、幼い頃「てんかん」という病に患っていました。もう10年以上も前の話になりますが、あの頃の苦しみは今でもはっきりと覚えています。
風邪をひけば40度の高熱を出して全身が痙攣し、意識が喪失。病室のベットで目がさめれば全身に激痛が駆け廻り、とくに頭痛が酷く泣き叫ぶほどでした。身体が他の人と比べて弱く、症状が治まるのも遅かったですのでまるで地獄のような日々に小学校低学年ながらも死にたくて。枚方での家族葬を検討することもあり、たまりませんでした。
今ではすっかりと完治しましたが、馬鹿な自己判断で完治したと思いこみ処方された薬を飲むことを辞め、体調が悪くてもやせ我慢をせず素直に話していればもう少し早く完治していたでしょう。当時を振り返ってみると自分で苦しみを先伸ばしにしているのですから皮肉なものです。
もし、体調に何かしらの違和感を感じた方がいましたら自分だけで抱え込まず、周囲の人やお医者さんに相談することをお勧めします。「自分のことは自分が一番理解している」というセリフをよく耳にしますがそれは間違いです。なんともなくても深刻な状態ななっていることだってあるのですから。
自分の中で完結せず、周囲の人を頼りましょう。それが私個人の考える最大の予防方法だと確信をもって言えるからです。